具志堅さんハンスト【side story】 「静かな声と雨の音」

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(1)沖縄県庁前ガーデン

2021/06/19~23に沖縄県庁前広場と平和祈念公園でおこなわれた具志堅さんのハンストの【side story】 。(7/5に一部追記しました)

amahaji.hatenablog.com
具志堅さんハンストの2日目。夜中に激しい雨が降った次の朝。「最近、手入れがされてなくてね。雨が降ったあとは草が抜きやすいから、雑草を抜きにきたの」という方があらわれた。(1)沖縄県庁前ガーデンの写真参照

 

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(2)ハンスト現場(沖縄県庁前広場)から見える風景

銀行、TV局、デパート、ゆいレール、信号、70デシベルデジタルサイネージ。情報量が多いハンスト現場からの風景。椅子に座っておられるのは、日本山妙法寺のお坊様。

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(3)ペットボトルのタワーを

このとき筆者は署名用のテーブルの手前にいた。写真を撮ろうとするも2Lのペットボトル2本と紙コップのタワーが邪魔になって撮れず。すると、隣りにいらっしゃった方が、無言でペットボトルと紙コップのタワーを倒してくださった。(目の前で障害物が取りのぞかれるという魔法)

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(4)光がきれいな日

6月後半の沖縄って光がきれいなんだなと感じた日。白いテントの中は全体に光がまわってさらに美しかった。 

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(5)ワラビンチャー(ちっちゃな人たち)来訪

署名のためにきてくれたワラビンチャーたち。皆、「よく来てくれたね」と、うれしい気持ちで迎えていたとおもう。
 

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(5)6/21 平和祈念公園

沖縄県庁前広場から平和祈念公園へと場所を移す。小雨の中のテント設営。この日から雨に縁のある日々が始まることになる。 

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(6)お坊様たち

お坊様たち。ハンスト期間中、どれだけ暑くても雨が激しくなっても一定の心を保っておられるように見えた。これは現場にいた人のすべてがそうだったのだけれど。

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(7)取材の人たち

現場には、新聞社などの取材の人たちの姿も多い。筆者もインタビューされたけれど(ほかに対象がいなかったと思われる)、掲載は不明。

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(8)売店沖縄ぜんざい

完璧なハンストはできないけれど、現場にいる間はなにも食べないと決めている方が多かった。ハンストを意識していなくとも現場にいると積極的に食事のことを考えなくなるのも事実。

ただしこの日どうにもお腹がすいてしまった筆者、「沖縄ぜんざい」を売店でオーダー。(選択肢はぜんざい一択でした)熱いぜんざいをお願いしたら、一緒に出してくださったお茶は「氷、ないほうがいいよね」と氷抜きだった。

 
※写真ではわかりにくいけれど、沖縄のぜんさいは”金時豆”でできています。

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熱い日本茶が……。

 ぜんざいをいただきながらゆくって(ゆっくりして)いたら、熱い日本茶が運ばれてきて。「内地のお茶ほどおいしくないとおもうけど……」って、そんな。このような偶然に得るしあわせがあっていいのかと、うれしい気持ちがじわじわと波紋のように広がった。

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(9)「ご遺骨は見つかっていますか?」

(7/5加筆)平和祈念公園にハンスト現場が移動したあとだったとおもう。それまでは「ご遺族ですか?」と署名の際にたずねていた(これは遺族用の署名用紙に記入をお願いするため)のが「ご遺骨は見つかっていますか?」が加わった。これは、無料で受けられるDNA鑑定のことを知らせるため。

※DNA鑑定が可能な状態の遺骨(すでに収集されている)の中に亡くなった家族がいるのかをDNA鑑定してもらうことができる。

ちなみに、「ご遺骨は見つかっていますか?」と一人ひとりに声をかけていたのは、写真左端の尼僧様。初日から具志堅さん同様ハンストされていた方だ。この方の姿を見ているだけでもこのハンストの意義の大きさがわかるのでは?
 

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(10)雨

平和祈念公園に場所を移したあとは、雨が降ったりやんだり大雨になったりが続いた。正直不快だった。けれども、「雨にぐらい濡れてやりますよ」と誰もいやだという顔を見せることなく過ごした。だって、遺骨は76年間雨に降られ続けているのだから!

 

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(11)傘がかわいい ^_^

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(12)みんなの荷物置き場

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(13)やかんも雨に濡れてる

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(14)撮影班の人たちはカメラがあるので大変なんです

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(15)この姿はリアル

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(16)CICALA-MVTAシカラムータ)・ジンタらムータ(Jinta-la-Mvta)の大熊ワタルさんとこぐれみわぞうさん

楽屋もない雨の現場によく立ち寄ってくださったなあと。

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(17)少しずつハンストが終わっていく

誰も叫ばない静かな5日間。雨だけが音を立てていた日々が終わった。

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鎮魂とは?

【さいごに】

遺骨混じりの土砂を採掘しようとしている「熊野鉱山」の採掘エリアの右手奥には、威厳のある門中墓(父方の血を引いている人が入るお墓)がある。この美しきお墓があるという理由だけでも土砂採掘はされるべきではないとおもう。

また、「熊野鉱山」に隣接する土地ではアセロラを育てる農家さんもいる。ただ静かに暮らしてきた人たち(眠っている遺骨たちもふくむ)のそばで重機の音をたてるのはやめてほしい。