慰霊碑は ”missing post office”
沖縄には慰霊碑(慰霊塔)が多い。那覇市「和魂の塔」から与那国島の「 平和之塔」まで、その総数は440。
慰霊碑の意味を理解していなかったころは、なんのためにあるの? と思っていた。けれどもこの夏、糸満市の魂魄(こんぱく)の塔や平和の礎(いしじ)に出かけてみて思った。
慰霊碑は、亡くなった人たちの魂と亡くなった人たちに思いをよせる人の気持ちを受けとめるためにあると。(今ごろ気づいたの? という感じ)
24万人超の人たちの名前が刻まれた平和の礎(いしじ)で出合ったのは、亡くなった人に語りかけたり一緒にお酒を飲んだりする人たちの姿。刻印された名前を指でなぞる人もいる。まるでその人のからだにそっと触れるようにして。
この彼女のように、サンシンを弾いて死者を慰めた人もいたようだ。死者を慰めようとする人は、死者からも慰められているのかもしれない。
A woman plays the sanshin at the monument "Cornerstone of Peace" remembering the victims of the Battle of Okinawa, on June 23, 2021 in Itoman, Okinawa.
— Jinhee Masahiro Lee (@masahiroleej) 2021年6月27日
📷Jinhee Lee pic.twitter.com/7mMs9v5XA3
------------------------------
This is BGM today.
---------------------------
「在這座城市遺失了你」告五人 / Accusefive
あなたの物語はひみつで封印されたあの場所にある
過ぎ去った感情を伝えられないまま
僕はまた同じことを繰り返す
なんてこっけいなんだろう
また手をつなげないまま世界が変わってしまう
この街で見失ったものは自分 そしてあなただ
あなたの物語はひみつで封印されたあの場所にある
僕はその物語が過ぎ去るのを見ているだけ
僕は傷ついていたいと自分で選びとる愚か者だ
なんてこっけいなんだろう
また手をつなげないまま世界が変わってしまう
この街で見失ったものは自分 そしてあなただ
(超意訳)