2021/09 那覇スケッチ
那覇桜坂劇場で映画「返校 言葉が消えた日」(2019年台湾)と「田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版」(1951年フランス)を観る。情報量てんこ盛りの現代映画と、人間の視覚よりも狭い画角で撮られた静かなる映画。70年の落差は振り幅が大きかった。
見るたびにきれいだなと思う。
公設市場界隈に「パラソル通り」というエアポケットのような空間がある。地下にガーブ川という小さな川が流れるエリアで、片側には間口の小さな商店がたち並ぶ。その商店に囲まれた場所にひっそりとたたたずむのが「カフェ Parasol(パラソル)」。観光客や旅人だけではなく、近所の市場で働く人たちもたくさん訪れるのがいい。
住所:沖縄県那覇市牧志3丁目3−1
電話: 070-5553-4481
営業時間: 10:00ぐらいから?
解体現場は好きな場所のひとつ。
写真の中に、祈りの場所があるのがわかりますか? 右側の鳥居じゃないですよ。
那覇市泉崎の市外バスターミナル構内にある琉球石灰岩で、高さ約6m、中央部の周り約25m、下部の周囲は約18mある。岩の下部は波に洗われてくぼんだ跡(ノッチ)があって、昔この辺りが海岸であったことを知る貴重な資料になる。
沖縄天ぷら:卵を多めに入れたフワフワもちもちの生地が特徴。味付きの衣なのでそのままおやつにできる。天ぷら専門店で買えるほか、ファミリーマートでは「上間の天ぷら」(「上間弁当天ぷら店」とのコラボ商品)が買える。メニューは、イカ、魚、さつまいも。
(見た目はうつくしくないかもだけど)干し草のいい匂いがする。
ビーチの入り口まで水着で来て「えっ?」ていう顔をしている人を今日も見かけた。そもそも宣言下で人が少ないのにずっと閉鎖することに意味が? (社会的距離をとりつつ)砂浜に入るぐらい許可してもいいのでは? と思ったり……。
ちゃんと日本語も記載されています。英語、中国語(簡体字)、台湾華語(中国語の繁体字)の表記がある。※写真は簡体字部分。
安定している患者は、それぞれ自分のくつろぐ場を持っている人が多い。廊下の一隅、売店の前、院庭の一角など、いつも同じ決まった場所で見かける人がいる。煙草を吸っていたり、座っていたり、談笑していたりとそのあり方はさまざまであるが、こういう場所を持てている人はたいてい安定感がある。なかには、終日院内外を自分のペースで散歩している人もいるが、こういう人も歩いて過ごすことを「場」として持っていると考えられ、安定感がある。
-「統合失調症の回復とはどういうことか」横田泉(みつる)日本評論社より
横田泉(みつる)さんは、沖縄島のある病院の精神科医をされている方。異形や異質、定型からはみだした人たちヘの共感のまなざしを強く持っている方で、筆者は横田さんの著書に紹介されていたことがきっかけで石牟礼道子を読むようになった。
いつかお話を聞いてみたいと思っている唯一の方。心の中で「先生」と呼んでいます(勝手になんですけどね)。
まどろんでいるような姿がいい。
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This is BGM today.
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戴佩妮 /Penny Tai - 「街角的祝福 / Blessing From The Street Corner」
ペニーは、マレーシアのミュージシャン。散歩に似合いそうな穏やかな楽曲。19年前の作品。