これは、2014年のひまわり学生運動についての回想記事です。
2014年3月29日・立法院占拠から12日目の夜
夜になり、急な雨がふりだした。
コンビニで買えるこのカッパ。ひまわりと同じ黄色で。
ひまわり学生運動を回想するとき、ひまわりとこの黄色のカッパが思い浮かぶ。筆者のなかでは、どちらもこの運動を象徴する存在なのだ。
現場の準備万端ぶり(こころくばり)は相当なもので。この日も雨がふりだしたときに、「カッパありますよ~」と、配っているスタッフがいた。
筆者は、近くにいた人に「これ使ってね」と、いただいた。
座っているのは、コンクリートの地べたの上。雨がふっても、ふだん通り。
写真がぼけててわかりにくいけれど、まんなかあたりに日本語で書かれたものがありますね。
手前の白い枠は、バイクを駐車するときのめじるし。
TVニュースが現場に流れる。写っているのは、馬総統と陳為廷(チェン・ウェイティン=ひまわり学生運動の主導者のひとり)。
このころ筆者は、言語能力の不足から政府と学生たちのやりとりがどこまで進んでいるのか、ほとんどわからない状態。
当時は、現場でなんとなく感じたこととTVニュースの情報をくみあわせて、うっすら理解していたはず。けれども、ここに書ける要素は記憶に残っていない。
デモがあることとか(翌日3月30日に大規模デモがある)、どのように情報を得ていたのか? おそらく、デモの情報はTVニュースで流れたんだと思う。それを見て、「どうやら、デモがあるらしい?」と知るぐらいの感じ。
我反服貿(わたしは、サービス貿易協定に反対する)
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