これは、2014年のひまわり学生運動についての回想記事です。
2014年4月1日・立法院占拠から15日目
この日、サービス貿易協定に賛同する中華統一促進黨の總裁 張安樂(ジャンアンルァ)が親中派活動家たちをひきつれて「立法院に行く(=邪魔しにいくからな)」と予告。むかえる現場は、当然緊張。バリケードで対策がとられた。
この張安樂(ジャンアンルゥ)は政党の党首だが、別名「白狼(バイラン)」と呼ばれる台湾最大の黒道(ヘイダオ=やくざ)の親分でもある。
4月1日午後1時ごろに現場にやってきて、ひともめしたらしい。(筆者が行ったころは、さわぎはおさまっていた)
※ひともめの写真は下記
※ひともめのニュースは下記
www.youtube.com
ちゃんとTVニュースで伝えています。はっきり黒道(ヘイダオ=やくざ)って言ってる。
しかし、学生たちの反対運動を面白く思わない大人たちが、「お前ら、待っとけよ!!」と突撃してくるという……。(劇画か!?)
こちら、白狼(バイラン)一派の方々ですよね?
以下、現場バリケートの写真。
青島道路(チンタオトンルー)東側入り口
(あたりまえですが)警察は、学生たちを守ります。
中山南路(ゾンシャンナンルー)の片側を封鎖。
この写真 ↑ を見るとのんきそうだけど。すこし左にいくと ↓ こう。
なにがなんでも、「入ってくるんじゃねーよ!」状態。下記ストリートビューの左の建物が立法院なので、正面玄関の入り口を守るためのバリケードですね。
このあたり ↓
濟南路(ツァイナンルー)一段
このあたり ↓
鎮江街(ゼンジァンジェ)
ガードパイプの外から、学生たちを守る。
※ガードパイプ内側に学生たちがいます。
とにかく座って、地面を確保。
小赤帽(赤いヘルメット)の人たちは、社会運動の団体。筆者はくわしく知らないので、説明ができない。すまん。ひとりの人が「学生たちの安全を守る」と書いたプラカードを持っている。
ロープ1本だって使える。いざとなったら、ぴんと張ってはねかえせ!!
このあたり ↓
青島道路(チンタオトンルー)東側入り口
立法院正面玄関。まだまだ、警戒。
現場掲示物をすこし紹介
わーわー文句を言い続けているような、にぎやかなフェンス。「いつまでもさわぎ続けるぞ」。
現場で目を引いたポスター。見あげた空が台湾島のかたちをしています。そして、わかります? 「停」の赤い標識 は、「停まれ」の意味です。
⦅余談⦆今でも記憶しているほどに、筆者にとって好ましいと感じた作品。空が、たそがれ色なんですよ~~。
4/1の写真、まだあります。次の記事で。
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