これは、2014年のひまわり学生運動についての回想記事です。
amahaji.hatenablog.com
2014年4月8日・立法院占拠から22日目
スクリーンで、記者会見のようすが流れる。
見つめる人たち。
民主の方向は、どっち?
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2014年4月9日・立法院占拠から23日目
台湾には、「街頭藝人(街頭芸人)」という制度があります。さまざまな事情を持つ人たちが、路上で歌ったり演奏してもいいという許可制度です。(台北駅の地下街や、迪化街=ディーホアジェ などでよく見かけます)
この親子も、ふだんは街頭芸人として歌っている人たち。この日は、現場に歌いに来てくれました。
白芯羽(バイ シンユウ)。小さなときから、路上やイベントで歌ってきたようです。※10年後の今も歌っています。
このときの演奏を撮ってる人がいた。『雨天的太陽花(雨の日のひまわり)』白芯羽。いい楽曲なので、聴いてみてください。
聴くより撮るほうに夢中な人たち。ちゃんと、歌聴いてる!? それにしても、台湾らしさにあふれた光景。
掲示物の撤収もはじまった。
陳為廷(チェン ウェイティン)がスピーチで登場。
そのすぐ横で、カタカタカタカタ……。路上で即翻訳しながら世界に放つ。聞くところによると、15か国語で発信していたとか。
この人たちの底力とは?
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2014年4月10日・立法院占拠から24日目
議場から学生たちが撤退するこの日が、お祭りにならないわけがない。ひまり学生運動フェスのはじまりだ。
風船、みんなに配ろうか?
路上の焼きそば。「好きなだけ、食べてや!!」(無料です)
義剪(ボランティアのカット)。無料でヘアカット。
台湾は、ボランティアがさかんな社会だとよく言われる。”奉仕=いいこと”というより、経済、時間、技術、気持ち。そのどれかに余裕がある人は、人を助けることがあたりまえという感じ。
緊急医療ステーション。「今日は、人がたくさん集まりそう」「準備しなきゃね」
Formosa Taiwan(美しい島 台湾)
大きなフラッグと、報道さんのクレーン。
オレンジテントはすでにたたまれていたけれど、「立法院占拠から24日目」の看板は、いつもの場所に。
※この日筆者は体調がおもわしくなく(写真も体調にあわせてブレブレ)、このあたりで帰宅。
TVで、学生たちが議場を後にするようすを見学した。
轉守為攻,出關播種(守りから攻めるほうに。種をまいて出ていこう)
うーん、これを訳すのは、かなりむずかしい。
島嶼天光 臺灣萬人大合唱 - 410太陽花學運退場晚會
※カメラの動きがはやくて目がまわるかも。ご注意を。このサムネの美しさだけでいいかも。
2014.04.13【台灣演義】太陽花學運
44:00あたりから、退場のようすが写ります。ひまわりの花を高く掲げて議場を出る学生たちは、ほこらしげでうれしそう。
如果給我生一千次 我只願意生在這裡(あと1千回生まれ変われたとしても、わたしはここにいたい)
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