「ひまわり学生運動10年後の記憶」の記事を、なんとか書きおえました。(※6/23完成が目標)
写真の加工や表記ゆれふくめた文章構成、もともとの写真の完成度の低さなど、不足はさまざま。けれども、テスト版として最後まで作るのが目的だったので、いったん完了。
途中5月17日に、台湾で立法院改革法案に対する抗議行動「青鳥行動」が発生。そのころ、検索でここにたどりつく人が一気に増えました。これは2日間ほどで静かに。
筆者のなかでは、台湾といえば民主です。
台湾の人たちは、自分たちの民主について回り道をしません。「お願い」もしません。「訴え」もしません。あるのは、相手との対等な立場からの「要求」です。
ここが肝心というとき、即、不満を表現するための直接的な行動を起こします。その行動を止める人はいません。冷笑する人もいません。ただ、批判する人はいるでしょうね。
行動を起こしたとき、相手になにをどれくらい要求するのか、明確です。ふんわりしていない。そして、直球です。また、民主はパートタイムでは実現しないことをよくわかっています。
正直、台湾島の外にいる誰かが「心配」するような相手じゃない。自分たちでまわしていける高い能力を持つドライブのうまい人たちで、民主を選び続け民主に居続けることを決定している人たちなのです。
おそらく、起こっていることを世界の人が知っていてくれさえすればいいんじゃないかな。
筆者自身、今は台湾に近くいることはなくなりました。が、10年経過した現在も、このときのひまわり学生運動に助けられ、はげまされているという自覚があります。
民主に感動はいらない。必要なのは確実に行動する能力だけである。
▼以下、立法院議場にぐうぜん入れたときの写真です。
普段は議員が座る席にプレス(報道)の人たちが。わかりにくいけれど、おびただしい数のカメラが入っています。
※撤退が決定し、プレス(報道)に議場が公開されたタイミングです。
ここに立ったとき、膝から下がふるえました。
絵描きの人が描いた壇上のようす。絵の下に「我們在這裡(わたしたちはここにいる)」の文字があります。絵のタイトルでしょうか?
(筆者が言わなくても大丈夫なことだけれど)
台湾よ、自由であれ!!
⦅次の目的地⦆
次は、台湾の人たちに見てもらえるような小さな写真集を作りたいと思います。
※ひまわり学生運動のあとに開催された反核デモのことも記事にしたかったのですが(このときは、台北駅前でデモ隊がダイ・イン、そのまま道路を占拠)時間切れです。別の機会に、どこかでと思います。