あまはじノート

amahaji note

no.3:ひまわり学生運動10年後の記憶

画像の白っぽい建物が立法院

 

 

筆者の自宅アパート(台北駅の北側)から、立法院がある台北駅の南側までは、パソコンのグーグルマップで2cmくらい。1cmが5分とすれば10分あれば行けそうな距離。

この時点で、「意外に近いし、行ってみようかな~」という軽い気持ち。


たまたま引っ越したアパートの近くで、引っ越した翌日にはじまったできごとが、結果的に大きな革命となって歴史に残る、などとは考えてもいない状態。

※革命=本来の意味での革命とは異なるけれど、なにも汚すことなく汚されることもなく成就した、という意味での革命。「革命的」なできごと、とするのが適切か。



筆者は、目的地(立法院)までの道すがら、ひまわりの花を持つ後姿の3人連れに出会う。その瞬間の記憶は鮮烈で、群衆のなかで一歩一歩進む彼・彼女らの背中(これが最初に目撃したひまわり学生運動)を、今も記憶している。


【Q&A】なぜ、太陽花(ひまわり)なのか?
学生たちが占拠した立法院議会場に、ひまわりの花を送った人がおり、それ以来、運動を象徴する花となった。

あかるい黄色と輪郭がはっきりしたひまわりを運動の象徴とした演出のうまさには、感心するしかなかった。



⦅補足情報⦆

台湾では、過去にも、花の名前を冠した「野百合学生運動」という民主化運動があった。それを考えると、ひまわりが運動を象徴する花になったのは、自然だったのかも。


【Q&A】野百合学生運動とは?

1990年3月16日~22日。国民党の独裁体制の改革を求めて、数千名の学生が中正紀念堂広場に座り込んだ。台北学生運動ともいわれる。


2012年制作の台湾映画『GF*BF(女朋友。男朋友)』楊雅喆(ヤン・ヤーチェ)監督作品の中で、野百合学生運動が描かれている。

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※全体をまとまりのあるものにするため、あとで内容を加筆・修正することがあります。