これは、2014年のひまわり学生運動についての回想記事です。
amahaji.hatenablog.com
2014年4月7日・立法院占拠から21日目
4月7日20時、3月6日の立法院長 王金平(ワン ジーピン)の譲歩を受け、学生たちは、「段階的な任務を完了した」とし、4月10日18時に立法院から撤退することを発表。
つまり、学生たちの要求は認められ、ひまわり学生運動は成就した。
4月7日、声明発表の様子。これTVニュースです。22分もの枠を使って伝えています。
この日の現場のようす
あたたかいショウガ茶をもらって。
テント村のオレンジテント。「立法院占拠から21日目」。
路地の奥でも抗議。
立法院からの撤退が決まったこのとき。みんな、なにを思っていたのだろう?
夢想委任中心(夢の任命センター)
您的夢想,我們來實現!(あなたの夢をわたしたちがかなえます)
つまりは、長距離バスの予約(または割引チケット配布?)センターらしいのだが、どうしてもこうも映画のように詩的なネーミングを思いつくのだろうか!!(感嘆)
掲示された内容は?
100分間ボランティアをすれば、行き帰りの長距離バスが無料。
140元のバス料金。補助が90元出るから自分で支払うのは50元。
列車を利用する場合も補助が出るから、自分で支払うのは100元、など。
台北以外の地域から立法院に応援に来る学生のための、長距離バス、長距離列車の割引きシステム。
こういうものがあればいいなあ、を実現してしまう人たち。
大学ごとのブース
輔大(輔仁大学)※新北(シンチュウ)市にある大学
高雄第一科大(高雄一科技大学)※高雄(ガオション)市にある大学
海洋大學(台湾海洋大学)※基隆(キールン)市にある大学
中原大學(中原大学)※桃園(タオユエン)市にある大学
今日も、無料で勉強教えてます。
あなたたち、ずっとここにいてくれて、ありがとう。
※お名前の部分は、シールで隠しています。
立法院議場前。大きなひまわりと一緒にあいさつ。
さあ、手話の勉強をしよう。
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