あまはじノート

amahaji note

もうすぐ公開・奥間勝也監督の映画『骨を掘る男』

★映画『骨を掘る男』は、2024年6月公開予定のドキュメンタリー映画です。


映画の上映スケジュールは、東京 ポレポレ東中野 2024年6月15日(土)。沖縄 桜坂劇場よしもと南の島パニパニシネマ では6月22日(土)から。その後は、順次、全国公開です。

www.youtube.com


奥間勝也監督の映画『骨を掘る男』は、積極的に観たい作品です。沖縄で、40年もの間、戦没者の遺骨をさがし続けているガマフヤー(=ガマを掘る人)具志堅隆松(ぐしけん たかまつ)さんを追っています。

 

★具志堅さんについて知りたい方、沖縄戦について知りたい方は、下記の本をどうぞ。わかりやすくまとめられています。

www.godo-shuppan.co.jp

 

 

2021年のハンスト以来、具志堅さんは、沖縄の平和活動家のような位置に立っておられます。もちろん、立ち位置が増えたからとはいえ、具志堅さんはなにも変わらないでしょう。

(ハンストは、遺骨が混じる沖縄本島南部の土砂が、名護市辺野古の新基地建設の埋め立てに使われるという政府の取り決めに反対するもの)

ただ、この映画の撮影がはじまったのは、具志堅さんがハンストをおこなう以前(と聞いています)。遺骨をさがすひとりの人間として、地道にガマや戦争の跡地に通われていたころの具志堅さんが記録されているのです。

 

また、筆者が注目しているのは、奥間監督が文学を学んだ人であるという点。文学的な視点から制作された作品の中で、沖縄戦がどのように描かれているのか。

 

作品では、沖縄戦で大叔母を亡くした(現在も遺骨はみつかっていない)奥間監督(沖縄生まれ)の、セルフストーリーも描かれます。ドキュメンタリーでありながら、劇映画のような作品に仕上がっているのではないか、と筆者は想像しています。

 

楽しみです。

 

映画の上映スケジュールは、東京 ポレポレ東中野 2024年6月15日(土)から。沖縄 桜坂劇場よしもと南の島パニパニシネマ では6月22日(土)から。その後は、順次、全国公開です。

 

★『骨を掘る男』公式サイト

closetothebone.jp

★『骨を掘る男』について、くわしくは下記を。

tofoofilms.co.jp

 

★『骨を掘る男』ツイッター

チラシが完成したようです。目をひきますね。

twitter.com

 

さいごに。
映画を観ることは解放です。

では。