あまはじノート

amahaji note

書籍「沖縄の歩いた道」新崎盛暉(ポプラ・ブックス)

「沖縄の歩いた道」新崎盛暉(ポプラ・ブックス)は、沖縄の文化と歴史、近代史について書かれた子ども向けの本。

 

1973年発行。沖縄返還(復帰)1972年なので、沖縄が日本に復帰した翌年に出版されたことになる。沖縄返還(復帰)=沖縄がアメリカの統治下から日本の統治下に戻ったこと。2022年=沖縄返還(復帰)50年。

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書籍「赤瓦の家 朝鮮から来た従軍慰安婦」川田文子

ポンギさんの故郷は「忠清南道(チュンチョンナムド)礼山郡(イェサングン)新礼院(シルレオン)」※地図上の赤いポイントのあたり

この本の主人公裴奉奇(ペ・ポンギ)さんは、植民地下の朝鮮から1944年に日本に連れてこられ、沖縄で慰安婦として従軍した人。

1945年に日本が敗戦したあとも沖縄に残り、1991年に亡くなるまでの47年間を沖縄島で過ごした。※以下ポンギさんと表記

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ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」

 Netflix配信ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」

※この記事では、ドラマ内の字幕で使われていた「自閉スペクトラム症」「障害」という表記を使用しています。

ウ・ヨンウ(우영우)は、韓国初の自閉スペクトラム症の弁護士。幼いころから法律書を正確に記憶し、大人になった現在も一度見た(読んだ)ものはすべて記憶する能力を持つ。

 

ソウル大学ロースクール法科大学院)をトップで卒業、司法試験をほぼ満点で合格したけれど、自閉スペクトラム症であることを理由にどの法律事務所にも採用にならず。

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書籍「ルポ路上生活」國友 公司(KADOKAWA)を読んだ

www.kadokawa.co.jp

果たして貧困とは何なのか?
2021年夏、オリンピックを横目にホームレスと共に生活を見つめた衝撃の記録。

一日七食のホームレス!? 貯金ができるカラクリとは?

寝床探しから襲いかかる災害・犯罪の恐怖まで、家に帰らず2カ月間の徹底取材。

「ルポ路上生活」 國友 公司[ノンフィクション] - KADOKAWA  

 

著者はフリーランスのライター。コロナ下(禍でもある)の2021年夏、自ら路上生活を経験しようと決め部屋を出る。

そうして、東京都庁下、新宿西口地下、上野駅前、上野公園、墨田川高架下、荒川河川敷で約2ヶ月を過ごす。

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書籍「……こどもが聞きました。日本は中国になにをしたの」(明石書店)

www.akashi.co.jp

書籍「…こどもが聞きました。日本は中国になにをしたの」明石書店)は、日本占領下(1931~1945年)の中国における日本軍の所業を、写真とイラスト、文章でまとめたもの。

薄手の小冊子のような作り。この一冊を見れば、日本軍が当時どのような加害を行ったのかがわかる。

※タイトルに「子どもが聞きました」とありますが、漢字にふりがながなく文字も小さめ。内容から考えても大人向けの本かと思います。


正直あまり紹介したくない本。日本軍の加害を隠しておきたいから? いやいやそんなわけない。日本軍が人を殺してばかりだからだよ。

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【動画】放課後の相談「遅くねえっすよ!」の回

www.youtube.com

【質問箱に】放課後の相談③ふたつめ【お返事します】あかたちかこ

繰り返し観ても飽きない動画のシリーズ「放課後の相談」。この回 ↑ は、4話完結の2話目なので話は途中から始まることになる。けれども、なんとなく意味はわかると思う。

 

この回は、学びや3.11の絆の話など、聞き込んでしまう話題が続く。(前後編はYoutubeにあるので気になる方はどうぞ)

この方(あかたさん)は、カウンセラーや大学の講師、対人援助などを仕事にされている人。

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2022年にドラマ「すいか」を観る

すいか|日本テレビ

「すいか」は、2003年7月から9月まで放映されていたTVドラマ。基本はコメディ路線。脚本は、木皿 泉(きさら いずみ) 。

動画配信サイトで見つけたので、今の目線で視聴してみた。


※木皿 泉=妻鹿 年季子(めが ときこ)と和泉 務(いずみ つとむ)のユニット 続きを読む