あまはじノート

amahaji note

つたない日本語


この崔さんの投稿を読むたびに(当該ツイート、ブックマークしている)、幻燈のようにぼんやりおもいだすできごとがある。

10年×2単位ぐらい過去のことだ。

日払いバイトの現場で、沖縄大東島出身の方に会った。

なにを話したのかは、もうわすれてしまったが。

「おじさんはね、もう、沖縄に帰ることにしたんだよ……」。

これだけは、今もわすれないでいる。

「もう」という単語に、どのような意味があったのか。

今、その単語を自分勝手に装飾することはやめておきたい。

 

【追記】崔さんの投稿。スマホですと画像が表示されないようです。「 pic.twitter.com/17ljipsMui」の箇所をクリックしてみてください。

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大平 一枝(おおだいら かずえ)さんの記事

大平 一枝(おおだいら かずえ)さんの記事を紹介します。沖縄県那覇市、市場の琉球衣裳店店ではたらく91歳の方へのインタビュー。”台所”がテーマですが、戦争や戦後、復帰のころについても知ることができます。

ひとこと:大平さんのインタビューとまとめ方がすばらしい。

www.asahi.com

 

大平さんの、こちらの記事もすすめます。

会員登録が必要(めんどくさいです)。この記事も、すぐれています。

ひとこと:写真のキャプションでも多くを語る。

www.gentosha.jp

2023年6月23日沖縄慰霊の日前後のメモ(少し追記あり)

2023年沖縄慰霊の日前後のできごとをメモしておきます。

【沖縄慰霊の日】6月23日

2021年から毎年おこなわれていた具志堅隆松(ぐしけんたかまつ)さんのハンスト。(沖縄県糸満市にある熊野鉱山の遺骨混じりの土砂採掘に反対するためのもの)2023年は、そのハンストがない年になった。

※写真は、沖縄慰霊の日に 沖縄県営平和祈念公園 でおこなわれた集会


筆者は今回、なにかとタイミングがずれて、具志堅さんのおはなしをじっくり聞くことができなかった。(ぎりぎりで上記の写真を撮れたけれど、ただ撮っただけなのでこれを出す意味はないと思う。けれど、下記の情報につなげるために掲載する)

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映画『せかいのおきく』阪本順治監督作品@桜坂劇場

『せかいのおきく』阪本順治監督作品。沖縄の桜坂劇場で、6月23日慰霊の日前後に2回鑑賞しました。

sekainookiku.jp



鑑賞当日、桜坂劇場に行くまで、「阪本順治の作品なのに、なぜ『せかいの”きおく”』なのだろう?」と思っており、ポスターを見て「えっ、”おきく”だったのか!?」と気がつきました。

チケットを買う場面でどっちだったかわからなくなり、「せかいの……?」と筆者がつぶやくと、桜坂劇場窓口の人が「おきく?」と返してくれて。この返答が、どんなに助かったかわかるでしょうか。

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書籍『愛蔵と泡盛酒場「山原船」物語』下川裕治著(双葉社)

www.futabasha.co.jp
※書籍のページにリンクしています↑

この本の主人公 新里愛蔵(しんざと あいぞう)さんは、かつて東京の中野で「山原船(やんばるせん)」という飲み屋をやっていた。著者の下川裕治さんは、アジアのバッグパッカー旅の本を数多く書いてきた作家で、沖縄とのかかわりが深い。愛蔵さんと下川さんは、タイ チェンマイで出合ったという。

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